太陽も月も。
勝って兜の緒を締めよ。なんて言葉があるように自信過剰というのは古来から戒められるものですが、でも、ときには自分を疑わず自信過剰なほどに自分のテンションを上げて挑まなければいけないときもある。
イギリスの詩人のウイリアム・ブレイクはかつて「太陽も月も自分を疑ったとたんに光を失う。」と言いました。素敵な言葉だと思いませんか?
さすがはブレイクというべきで、この言葉には詩的な奥深さ、美しさがある。言葉の意味的には「太陽も」だけで充分事足りるのに、さらに「月も」ともってきたところに詩人の矜持を感じちゃいますね。
ビシっと自信を持って挑まなければいけないときに、ぼくはこの言葉を思い出して、空を見上げます。すると、その頭上には輝きを放つ太陽や月がある。そっか、偉大なる自然は自分を疑うことなんかないもんなぁ。自分の力を疑ってもじもじしているなんて、なんとちっぽけなことなんだろうか!と、その輝きを見ながら思うわけです。
この言葉のポイントは、そんなふうに自分のテンションを上げなければいけないときに、空を見上げると、まさに実物の太陽や月の輝きがそこにあって自分を高めてくれるというところ。即効性がある。みなさんも、自信を持たなければいけないような局面に立ったときに、ぜひ、この言葉を思い出して空を見上げてみてください。効果てきめんですよ。
え?曇り空のときはどうするんだって?そ、そのときは…
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